書籍について8
こんにちは、猫畑です。
今回も図書館で借りてきた書籍について紹介します。
「ウォール街のランダムウォーカー」の著者バートンマルキールさんと「敗者のゲーム」の著者チャールズエリスさんの共著の本です。
2人とも上記の書籍で非常に有名な方です。そのお二人が、投資初心者に向けた本です。そのためとても読みやすいです(このくらい読みやすくないと読み続けられない笑)。
私が内容をまとめるまでもなく、本の中にまとめがありますので、そこを紹介します。
1 若いうちから貯蓄を始めて、定期的に続けること。
2 会社の福利厚生制度や国退職に向けての制度を活用すること。あなたの蓄えを増やす助けになり、税制上の優遇措置もある。
3 市場全体に投資するコストの低い「インデックス・ファンド」を資産タイプごとに選ぶことで分散を図る。
4 あなたにふさわしい資産配分を維持するために年1回見直す。
5 自分の決めた投資方法を守り、市場の値上がりや値下がりは気にかけない。
どれもおっしゃる通りだと思いますね。
せっかくなので一つずつについて私も一言付け足しておきます。
1について
時間を味方につけましょう。値動きに慣れましょう。貯蓄の癖をつけましょう。
投信クレカ積立はとても便利で続けやすいですね。
2について
つみたてNISAやiDeCo、DBや持株会(これは会社によるかも)を活用しましょう。
3について
本書では株式と債券のアセットクラスにしか言及しておりません。現状の日本国債だとネット銀行口座に貯金するとか、定期預金、明治安田生命の個人年金保険とかでも良いかも。
本書内では全世界株式(VT)をおすすめしていました。VTIでも良いとも書いていました。この辺は誤差と言えるレベルと私は考えています。
4について
年1回のリバランスですね。リバランス考えた人天才だと思います。確実に安いアセットクラスを買えますもん。アセットアロケーションと許容誤差も考えておきましょう。本書でのおすすめのアセットアロケーションは
バートンマルキールさんは
20〜30代で株式:債券=75〜90:25〜10
チャールズエリスさんは
20〜30代で株式:債券=100:0
でした。年齢が上がるにつれて債券比率が高くなっていきます。
(100or120)-年齢=株式比率って感じですね。
個人的にはとりあえず40歳になるまでは、株式80〜100%でいこうと思います。
5について
あんまり言うことないんですが、資産配分決めてみて、しっくりこないなら色々変えてみてもいいと思います。あとは余剰資金で投資して、必要な時まで結果なんて見ない方が良さそうです(リバランスで年1回見るんですけどね)。減ってたら減ってたで、リバランスするなり、ほったらかしにするなりで気楽に資産運用していきたいですね。インデックスファンドで現物ならば、マイナスになるわけも0になるわけでもないので。
こんな感じのざっくりとした感想でした。
つみたてNISAとかiDeCoとか税制優遇使えるだけ使って、クレカ積立とかで勝手にドルコスト平均法で買う仕組みを作れば、あとは買ってに資産運用されていきます。はじめてしまえばとっても楽です。
増えてほしいけど、減ったら減ったでなんとかなると思いますので、ゆるーく資産運用していきたいですね(10人に勧めても1人も始めないんですけどね)。
それではまた。